空き家が倒壊した際は誰の責任になる?空き家を放置するリスクもご紹介!

query_builder 2022/09/03

近年、空き家が急速に増加しているのに伴い、空き家の管理についてお悩みになる方が多くいらっしゃいます。
今回は、空き家が倒壊した際の責任の所在や空き家を放置した際のリスク、及び空き家の倒壊を防ぐ方法について解説します。
空き家の管理でお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

 

□空き家が倒壊した際の責任者は誰になる?

実際に空き家が倒壊した場合、責任の所在は誰にあるのでしょうか。
結論から述べると、空き家が倒壊した場合は所有者が責任を負う可能性が非常に高いです。
所有者は空き家の管理責任を負うため、仮に倒壊して近隣の方へ被害をもたらした場合にも、損害賠償責任を負わなければなりません。

そのため、このような事態を引き起こさないようにするために、空き家を適切に管理することが大切です。

 

□空き家を放置した際のリスク

実際に空き家を放置しておくと、どのようなリスクを負わなければならないのでしょうか。
以下では、空き家を放置した際のリスクについて解説します。

 

*景観が悪化するというリスク

空き家を放置したままの状態にしておくと、建物が急速に老朽化したり建物の周りに雑草が生い茂ったりすることにより、不法投棄や害虫が発生しやすくなります。
また同時に、生い茂った雑草や害虫が近隣の敷地へ入り込んだり、不法投棄のにおいが近隣にも充満したりと、近隣にお住まいの方にも多大なる迷惑をかける可能性があります。

 

*建物が倒壊するリスク

長い間空き家を放置しておくと建物が急速に老朽化するため、倒壊するリスクが高くなります。
建物が倒壊すると、近隣にお住まいの方にも被害をもたらす可能性があります。

 

*火災の恐れがあるというリスク

空き家を放置したままの状態にしておくと、不審者が勝手に入り込んだり住み着いたりする可能性があります。
そして、空き家は放火の対象になりやすいとされているため、不審火や放火などにより空き家が火災で焼け落ちてしまうリスクが高くなります。

また、建物が火災により焼け落ちると、建物の解体費用だけでなく近隣への損害賠償費用がかかることも考えられます。
空き家の場合は、通常の火災保険の保証対象外とされることが多いため、損害賠償費用を全て自己負担するリスクが高くなります。

 

□空き家の倒壊を防ぐ方法

以上のように、空き家を放置した際のリスクは多岐にわたることが分かりました。
空き家を手入れするためには時間や労力を必要としますが、近隣にお住まいの方へ迷惑をかけないようにするためにも、定期的に管理することが大切です。
ここでは、空き家の倒壊を防ぐ方法について解説します。

1つ目は、換気をこまめにすることです。
換気を怠ると室内に湿気がこもるため、カビが発生しやすくなり、室内の壁や床が急速に傷んでしまいます。
そして、家全体が傷むとシロアリを中心とした害虫が住みついてしまいます。
そのため、空き家であってもこまめに訪れて定期的に室内を換気することが大切です。

2つ目は、室内清掃をすることです。
換気されていない空き家には、ホコリが溜まりやすくなっています。
窓を開けて綺麗に清掃するようにしましょう。
また、家が傾いている場合、ドアの建て付けが悪くなり開け閉めがしづらくなるため、各部屋のドアがきちんと開け閉めできるか確認することも大切です。

3つ目は、水回りの点検を行うことです。
長い間使用していない水道管には古い水が溜まるため、悪臭が発生しやすくなります。
そのため、定期的に水回りの点検や通水を行い、水道管の状態を維持することが重要です。

4つ目は、家の周りを清掃したり外壁・屋根の状態を確認したりすることです。
室内だけでなく、家の周りに飛来しているゴミや溜まっている落ち葉などがあればしっかり清掃するようにしましょう。
また、外壁にヒビ割れや色褪せが生じていないかどうか、屋根が割れたり剥がれたりしていないかどうかといった、建物全体の状態を確認することも大切です。

5つ目は、害虫対策や草刈りを行うことです。
空き家には、ゴキブリやシロアリ、ダニといった害虫が入り込みやすく簡単に繁殖していきます。
そのため、害虫駆除剤を使用して対策することが重要です。
また、建物の周りに雑草が生い茂っている場合は、定期的に草刈りを行うようにしましょう。

6つ目は、日頃から近隣にお住まいの方に挨拶をしておくことです。
近隣にお住まいの方に空き家を放置しているイメージをもたれると、何か問題が生じた時に大きなトラブルに発展する可能性があります。
そのため、空き家を訪れる際には、近隣にお住まいの方に挨拶をして、きちんと管理や手入れを行っていることを印象付けましょう。

 

□まとめ

このように、適切に空き家の管理を行うことが大切です。
しかし、遠方に住んでいたり仕事や家事で忙しかったりと空き家の管理に時間を割けられないという方もいらっしゃるでしょう。
そのような方々のために当社では空き家管理サービスをご提供しています。
新潟市周辺で空き家の管理にお困りの方はお気軽にご相談ください。

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新潟市空き家空き地売却相談窓口

住所:新潟県新潟市東区紫竹3-15-6

電話番号:025-247-3414

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