任意売却と通常の不動産売却の違いについて解説します!
任意売却という言葉は聞いたことがあるけれど具体的にはどのようなものなのかわからない、通常の不動産売却とは何が違うのだろうかと疑問を抱いている方も多いと思います。
そこで今回は、任意売却について不動産売却との違いを交えながら深掘りしていきましょう。
□任意売却とは
任意売却とは、売却金額よりも住宅ローンの残高が多い状況もしくは住宅ローンを滞納している状態の時に債権者と話し合い、同意を得た上で売却することです。
住宅ローンの滞納が3ヶ月~6ヶ月続くと自宅が差し押さえられ競売が行われます。
これは、債権者が少しでもローンを回収するためです。
しかし、任意売却をすることにより競売を止められます。
任意売却では、債権者である金融機関と交渉することで担保を解除してもらいます。
金融機関側からすると、任意売却は競売よりも手間もコストもかからず実施できるため、任意売却に応じることが多いです。
任意売却により引っ越し代を得ることができたり、リースバックでそのまま住み続けられたりすることもあります。
また、役所や債権者とのやり取りを行うにはそれ相応の知識と経験が必要です。
1人でしようとするのではなく、不動産会社や専門機関によるサポートを受けながら進めるのが良いでしょう。
当社は、金融機関と債務者の間に入って調整し、一般の不動産価格での売却を目指しております。
お客様のプライバシー厳守で誠実に対処しておりますので、新潟市周辺で任意売却をご検討のお客様はぜひ一度ご検討ください。
□任意売却と通常の不動産売却との違いは?
任意売却と通常の不動産売却の違いを2つ紹介します。
1つ目の違いは、任意売却の場合は債権者である金融機関の合意がなければ売却できないという点です。
任意売却は住宅ローンを滞納していたり、売却金よりもが住宅ローンの残高が多かったりする状態の時に行われるため、担保を有する金融機関の承認を得なければなりません。
2つ目の違いは、売却価格の決定権です。
通常売却の場合、所有者によって売却金額が決定されますが、任意売却では金融機関によって決められます。
売却価格によって回収額が変化するため、安価では売却されたくないと金融機関側が考えるからです。
一定の金額以上で売却できなければ競売に移行するということもありえます。
しかし、任意売却を行わずに競売という形をとると市場価値をはるかに下回る金額で落札されてしまうので、競売に進む前に任意売却することをおすすめします。
競売とは、住宅ローンの返済が滞り支払いが困難になった場合に裁判所によって強制的に進められる手続きのことです。
落札価格が任意売却した際の市場価格よりも安くなることがほとんどで、その上手数料も徴収されるため返済しなければいけない金額も大きくなります。
さらには、自宅が競売物件として公開されてしまうため近所の人にもばれやすく、メリットは極めて少ないです。
□任意売却の特徴について解説します!
競売の場合は、市場価格の50~80パーセントの価格で落札されることが多いですが、市場価格で売却する任意売却では通常価格に近い価格で売却できます。
そのため、安価での売却になりにくいです。
もし、ローン滞納により競売になってしまうと、自宅が競売物件としてインターネットや広告で公開されてしまいます。
住宅ローンを滞納していることをご近所さんや知人には知られたくないものです。
任意売却では、通常売却と同じ方法で販売されることで経済状況を他者に知られることもありません。
任意売却を終えた後も近くの地域に住み続けたいと考えている場合はメリットが大きいです。
また、滞納してしまった残債の支払いは一括で請求されることが一般的ですが、任意売却の場合は分割での支払いも可能です。
分割での支払いの場合は、収入状況や生活状況に合わせて債権者と話し合いを進めます。
話し合いの中で無理のない計画を立てることで、自己破産に陥ることもありません。
契約や引っ越しの日程も自分で決めることができるため、スケジュールと照らし合わせながら自分のタイミングで任意売却ができます。
加えて、手持ち資金に余裕がなくても売却をできるのがメリットです。
通常の不動産売却は税金といった費用がかかりますが、任意売却ではそれらの費用を売却金額から支払えます。
また、支払い方法も金融機関と相談しながら決定できるため、無理のない範囲で支払いを継続させられます。
特別に用意しなければいけない現金がないことで経済的な負担を減らせます。
□まとめ
ここまで任意売却について通常の不動産売却と比較しながらご紹介してきました。
病気や失業などの突然の出来事により支払いに困難が生じることもあるかもしれません。
その場合、すぐに競売にかけられてしまうのではないかと心配になりがちですが、任意売却という方法があることも知っておくことが大切です。
役所や債権者とのやり取りに不安を感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、当社のように金融機関と債務者の間に入って調整し、一般の不動産価格での売却を目指す不動産会社に相談すると安心材料になりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
新潟市空き家空き地売却相談窓口
住所:新潟県新潟市東区紫竹3-15-6
電話番号:025-247-3414
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