空き家を売却する際は更地にしてからの方が良い?
「実家を相続したものの、住む予定がないため処分してしまいたい」
このように考えている方は多いでしょう。
しかし、実家を解体してから売却するか、そのまま売却するか悩んでしまいますよね。
本記事では、新潟市周辺で実家の処分を考えている方に向けて、更地にしてから売却することのメリットとデメリットを解説します。
□更地にしてから売却するメリットとは?
更地にしてから売却するメリットには以下のようなものがあります。
・スムーズに売却できる可能性が高い
・家の維持管理費用がかからない
・土壌の調査が行いやすい
*スムーズに売却できる可能性が高い
新築用の土地を探している方にとっては、更地のニーズが高いです。
購入後すぐに家を建てられて、解体費用がかからないためです。
更地にしておいた方が、土地全体の広さをイメージしやすく、買い手が見つかりやすいでしょう。
*家の維持管理費用がかからない
家の維持管理費用がかからないことも大きなメリットです。
一戸建てを所有していると、毎年一定の管理費用が発生します。
具体的には、税金や修繕費用、保険料などが挙げられます。
建物を解体して更地にしてしまえば、建物に対してこれらのコストがかからなくなるため、無駄な出費を抑えられます。
*土壌の調査が行いやすい
地中の埋没物を撤去する義務は売主にあります。
そのため、土地を売却する際には地中に埋没物がないかしっかり調査していく必要があるのです。
売却後に買主が工事を行い、埋没物が発覚した際は撤去費用だけでなく、損害賠償の責任を負うことになります。
更地にすることによって、あらかじめその土地の状態をしっかり調べられ、その情報を買主に共有できます。
建物を残したまま売却して地中に埋没物が放置しているのを気づかないリスクを避けられます。
□更地にしてから売却することにはデメリットもあります!
一方で、更地にしてから売却することにはデメリットも存在します。
それは以下の4つです。
・土地の固定資産税が上昇する
・解体費用がかかってしまう
・解体すると建物が建てられなくなる土地もある
・中古住宅として売れる可能性もある
1.土地の固定資産税が上昇する
建物を解体してしまうと、住宅用地の軽減措置が適用されなくなります。
そうなると土地の固定資産税額が通常の金額に戻ってしまうことで、今までよりも大きく税額が上昇してしまいます。
早い段階で売却して手放さないと、長い間高額な税金を払い続けなくてはなりません。
2.解体費用がかかってしまう
当然ですが、更地にするには解体費用がかかります。
木造であれば一坪あたり4から5万円、鉄骨造であれば6から7万円、鉄筋コンクリート造であれば6から8万円ほどです。
物件の立地やエリア、時期によっても金額は異なりますから、事前に確認しておくようにしてくださいね。
3.解体すると建物が建てられなくなる土地もある
所有している空き家が再建築不可物件である可能性があるので注意しましょう。
再建築不可物件とは、一度取り壊してしまうと新たな建物を建築できない不動産のことを言います。
建物を取り壊すと、もう家を建てられない土地になってしまい、不動産としての価値が急激に下がります。
4.中古住宅として売れる可能性もある
一般的に古い家は売りにくいというイメージがあるため、多くの方は更地にしてから売却することを考えます。
しかし、空き家を解体してもすぐに売れるというわけではありません。
ボロボロでも解体せずに売れるケースも存在します。
基礎部分だけを残して、新築と同じような状態にリノベーションできるようになってきているからです。
解体はいつでも可能なので、築年数だけで判断するのではなく、まずは空き家がある状態で売りに出してみるのが良いかもしれません。
□空き家を解体せずに売却すると良いケースもある?
実は、空き家を解体せずに売却すると良いケースも存在しますので、ここではいくつかご紹介します。
まずは建物自体に価値があるケースです。
建物が比較的新しく、住んだり貸したりする使い方に問題がない場合、古民家としての用途価値がある場合などはこれにあたります。
古い家をリノベーションして、自分たちらしく暮らしたいと考えている人が増えてきているため、このような物件の資産価値は高いでしょう。
次は再建築が難しいケースです。
先ほどご紹介したように、再建築不可物件である場合は、解体せずにそのままの状態で売却した方が良いでしょう。
一旦取り壊してしまうと、新しく建物を建てられませんが、立地や条件によっては興味を持ってくれる人が見つかるかもしれません。
最後は査定価格の方が解体費用よりも高いケースです。
査定価格の方が高いのであれば、わざわざ空き家を解体して売却する必要はありません。
□まとめ
更地にしてから売却することのメリットとデメリットを解説しました。
また、解体せずにそのまま売却した方が良いケースについても知っていただけたでしょうか。
本記事を参考に、ご自身はどちらの方が良いのか考えて、満足のいく不動産売却にしてくださいね。
新潟市周辺で不動産売却をご検討中の方は、ぜひお気軽に当社までお問い合わせください。
新潟市空き家空き地売却相談窓口
住所:新潟県新潟市東区紫竹3-15-6
電話番号:025-247-3414
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