新潟市東区の不動産売却でで培った豆知識などを共有 | 会社ブログ

「現在の住まいを売却して、新しい住まいでの生活をスタートさせたい」
このように考えている方は多いでしょう。

住まいの売却活動が成功すれば、ローンの返済にも充てられ、新生活も気持ちよくスタートさせられるはずです。
そこで理解していただきたいのが不動産の売却価格とローン残債の関係です。
本記事では新潟市周辺で不動産売却をお考えの方に向けて、オーバーローンについて解説します。

□そもそもオーバーローンとは？

オーバーローンとは、残っている住宅ローンの金額が不動産の売却価格を上回っている状態のことを言います。
ローンが不動産の価格をオーバーしていることから、オーバーローンと呼ばれます。

逆に、ローンが不動産売却の金額を下回っている場合は、アンダーローンと言います。
アンダーローンである場合、住まいを売却すれば売却代金を使って住宅ローンを完済できるため、何の問題もないでしょう。

ここで、オーバーローンかアンダーローンか、どうすれば判断できるのか疑問に思う方は多いのではないでしょうか。
そこで次の項ではどうすればオーバーローンであるか判断できるのか、解説します。

□オーバーローンかどうかを確かめる方法を解説します！

オーバーローンであるかどうかを判断するステップは以下の3つに分けられます。

・住宅ローンの残債を確認する
・相場から売却価格を計算する
・仲介会社に査定依頼をする

1.住宅ローンの残債を確認する

まずは、金融機関から送られてくるローン返済計画書・残高証明書をチェックして、現在の住宅ローンの残高を把握しましょう。
金融機関によっては、インターネット上で返済状況を確認できる場合もあります。
これらの書類を無くしてしまったり、インターネットの専用ページにログインできなかったりする場合は、直接金融機関に問い合わせて確認してみてくださいね。

2.相場から売却価格を計算する

住宅ローンの残高が把握できたら、次は相場から住まいの売却価格を調べましょう。
例えば、国土交通省の土地総合情報システムを利用すれば、過去に取引された不動産の情報を見ることができます。
そのほかにも不動産の価値を調べられるツールが公開されていますので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

3.仲介会社に査定依頼をする

相場を確認できたら、実際に仲介会社に査定を依頼してみてください。
ただ、ここで注意していただきたいのが査定額は、当然会社によって変わってくるということです。

ここまでのステップを踏んで、オーバーローンであることが判明したらどう対処すれば良いのでしょうか。
1つは差額を自己資金で賄う方法です。
これは最もシンプルな方法で、十分な貯金がある場合や差額が小さく、すぐに対処できる場合におすすめです。

しかし、差額が大きく、すぐには支払えないということもあるでしょう。
そんな時は住み替えローンを検討してみましょう。
これは現在のローン残債と新しい住まいのローン残債の返済を1つにまとめることです。

これによってオーバーローンの物件であっても、売却できるようになります。
ただ、利用するためには金融機関の厳しい審査を通過しなければならず、必ずしも住み替えのローンを利用できるとは限らない点に注意してくださいね。

また、売却を延期するのも1つの手です。
オーバーローンになってしまう場合は、ローンの返済を継続して、アンダーローンになるまで待つというのも有効です。

すぐに引越しをしなくても良い方、時間が経過しても売却価格にそれほど影響を与えないと考えられる方、ローンの返済を安定して続けられそうな方はこの方法が良いでしょう。

□不動産売却をする際のコツを解説！

最後に、不動産売却をする際に意識していただきたいことを解説します。
それは、家をできるだけ高く売ることです。
これを聞いて、当然なことだと思った方は多いはずです。
しかし、実際にもっと高い価値があるのに、それ以下の価格で売ってしまうという方は少なくありません。

確かに価値に見合わない価格で売り出してしまうと、買い手がなかなか見つからず、理想の売却活動にはなりません。
逆に低すぎても、売却で得られる利益が小さくなります。
適切な価格設定が求められることは知っておいてくださいね。

また、仲介手数料をできるだけ抑える工夫も必要でしょう。
住まいを売却する際にかかる費用の中でも、不動産会社に対して支払う仲介手数料が大きな割合を占めています。
この仲介手数料は不動産会社によっては、交渉次第で安くしてもらえます。
あまり強引な交渉は望ましくないですが、一度交渉してみて損はないでしょう。

□まとめ

オーバーローンになってしまうと考えられる場合には、自己資金でローン返済を賄ったり、住み替えローンを利用したり、アンダーローンになるまで我慢するという方法があります。
また、適正な価格設定で売却活動を行う・仲介手数料を安くできるように交渉するのも有効ですので、ぜひ検討してみてくださいね。