新潟市東区の不動産売却でで培った豆知識などを共有 | 会社ブログ

不動産の売却には知っておきたい基礎知識がいくつかあります。
ただ、不動産の売却を決める前に、そのメリットやデメリットを理解しておかないとなかなか売却を決められませんよね。
そこで今回は、不動産売却のメリットとデメリットについて詳しくご紹介します。

□不動産を売却するメリットとは

大切な不動産を売却することは難しい選択といえます。
特に思い出深い不動産であればあるほど、手放すのは惜しくなりますよね。

その一方で、売却することで得られるメリットもあります。
そこでいくつかのメリットを見ていきましょう。

まず、不動産を売却することで、資金を得られるというメリットです。
当然の話ですが、不動産を売却すれば、それ相応の資金を手に入れられます。
その不動産のローンの返済がまだ残っていたり、他に新しい住宅の購入を検討されていたりするのであればその資金を活用すると良いでしょう。

また、不動産で売却することで得られるお金は、その他にもあります。
例えば、火災保険や地震保険といった保険を契約した状態で、不動産を売却した場合、そのお金がいくらか返還される可能性があります。
保険会社や保険契約の内容によっても変わるため注意が必要です。
わからない場合は保険会社に問い合わせてみましょう。

次のメリットとしては、不動産の維持費が不必要になるということです。

住宅や土地といった不動産であっても、時間の流れとともに徐々に劣化していきます。
特に人が住んでいない空き家は、風通しが無くなるため、劣化が早くなると言われています。
また、土地であっても手入れをしないと雑草が生い茂ってしまい、周囲の景観に悪影響を与えるかもしれません。
何らかの対処をする必要が出てきますね。

また、住宅や土地は放置しておいても、電気代や水道代、税金といった維持費はかかってきます。
一度の金額は大きなものでなくても、それが積み重なるとやがて大きな金額になっていくのはわかると思います。

その一方で、売却すれば、これらの維持費の心配をする必要はなくなります。
維持費を減らすために売却を決断するのも一つの方法でしょう。

その他のメリットとしては税負担が軽減されることが挙げられます。
日本国民が支払う義務のある税金の中には、固定資産税や都市計画税といったものがあり、これらの税金は住宅や土地などの不動産を所有するとかかります。
これらは基本的に、不動産を所有していればしているほど負担が重くなっていくため注意しましょう。

この税金は、その不動産を使用しているかどうかに関係なく徴収されていくものです。
そのため、もし放置されている不動産があれば、どの程度税金がかかっているのかを調べた方が良いかもしれません。

このように、主なメリットとしては売却することで不動産の維持費や税負担が軽くなり、資金を得られるといったものがあります。

□不動産売却のデメリットとは

先ほどは不動産売却のメリットについてご紹介しましたが、不動産売却にはデメリットも存在します。
そこで、デメリットについても見ていきましょう。

まず、不動産売却の最大のデメリットは一度売却してしまうと、同じ物件を再び手に入れることが困難なことです。
一度売りに出して買い手が見つかり、売買契約が成立してしまうと、その不動産の所有権はもうありません。
もし、後悔して取り戻そうと考えても、その不動産の買主が同意してくれない限りは不可能です。
取り戻すことは非現実的であるため、不動産の売却は慎重に決める必要がありますね。

思い出のある不動産を売却する場合は周りの方や不動産会社とよく相談して、悔いのない売却プランを検討しましょう。

先ほど不動産を売却すると資金が得られるとご紹介しましたが、不動産会社に売却を依頼した場合は、仲介手数料や申請書類作成費用などの費用が必要です。
そのため、不動産の売却価格から売却にかかる費用を引いたものが手取りの金額になっています。
売却価格の全てがそのまま手元に残るわけではないので注意しましょう。
また、土地によっては売却にかかる費用が異なるため、売却を決める前にしっかりと相談するようにしてくださいね。

その他のデメリットとしては、不動産売却に時間がかかることが挙げられます。
不動産売却をする際は、不動産会社に相談を始めてから不動産が引き渡されるまで、何度も打ち合わせや手続きが必要です。
また、手続きが進んで、不動産が売りに出されてもすぐに買い手が現れるとは限りません。
時間的にも我慢が必要となってきます。

このように、不動産の売却は簡単に決められるものではないため、時間と手間がかかってしまうことはデメリットといえますね。

□まとめ

今回は不動産売却のメリットとデメリットについてご紹介しました。
不動産の売却は簡単に決められるものではありませんが、メリットは多く存在します。
使用していない不動産を所有されている方はぜひ検討してみてくださいね。
本記事が不動産の売却を検討されている方の参考になれば幸いです。